2012年 09月 21日
まずは自産自消から。 |
三反の畑。右側半分が私のクサノウミ。
来月、ムカイ230さんちの畑に、町から50人ほどの団体さんがやってきて黒豆狩りをされるので、
お昼ごはんづくりに加わらせていただくことに。
今日は顔合わせのランチ会でした。
とても良いメンバーだわと、ピピピ!
230さんとは同じ校区なのですが、住んでいる村が違います。
村を越えて一緒に何かするってことは、ありそうでなかなかないですね、いまのところ。
こちらに引っ越して来て、私が感じているのは、
何かと村での活動があるため(村用)、集落意識が特に強いのが町との大きな違いかな?
それはここだけでなく、地方と呼ばれるところの意識の特徴みたいなものなのかな?
(校区内での活動ももちろんありますが。)
村を飛び越して、ひとがつながるという機会が案外ないのね、ということ。
昨年、村の地域振興会議でのこと、230さんの発言内容は他の誰よりも柔軟で、
村の現状の問題点を感じておられて、将来を現実的に心配し、
ではこんなことをしてみてはどうだろうか?という意見を持っておられる方だなぁと感じた私。
そんな230さんに、ピピピ、ときた私。
ないですか?そんな出会い。
その後も会議は日を改め続いていくのですが、お会いしたのは最初の一度きり。
顔は覚えていても私の記憶が曖昧だったため、ひとに尋ねてもいまひとつの反応。
一度は校区のお祭りで偶然お会いして
「遊びにきぃや!」
と言っていただいたのにもかかわらず、なかなかつながらない
ないですか?そんなこと。
その間にじわじわと仲良くなったPTAつながりのKちゃん。
Kちゃんは230さんと同じ集落なのでその会議の話しをしたら
「・・・もしかしてそれ、230さんかなぁ??」
とつながり、連れて行ってくれたのでした。
出会ってから半年たっていました。
それから230さんの畑をうろつきはじめている私。
「除草剤を使わんようなって10年や!化学肥料もやめてんねん。」
という230さんの自慢の畑の野菜は、なぜかとっても長生き。
採取できる期間が長いです。
出荷もしておられますが、ほとんどは自家消費野菜、自産自消。
そして食べきれないくらいできたら、みんなに配る。
(この辺りの方に多く見られます。専業農家は少ないです。)
私も一反半の畑(三反の畑をじじ(私の父)と半分こしています。)の一部を、
耕さず・草を抜かずに草を刈り刈り・・
ピーマンとプチトマトとキュウリとズッキーニとバジルなどのハーブを栽培。
ビギナーズラックで、美味しいお野菜できてます、自消程度。(足りませんが。)
クサノウミ・トマト
・・・野菜を育てることはこんなに大変なことなんだと実感しております。
キャベツひと玉に198円は安すぎます。
作ることの苦労を知ると、調理にもっと興味が湧いてきました。
「この地域で作られている野菜でもっと何かできないか。。。」
この夏、230さんの畑のトマトは、超・豊作!!
たくさん収穫するのも大変だし、たくさん出荷するのも大変!と、言うことで
「トマトでなんか作れへん?」というお声がかかりました。
ジャム、ケチャップ、ゼリー、シロップ、トマトソース、トマトスープ、ドライトマト、、、
作り続けて夏が終了。あっという間でした。
ネットで瓶をケース買いし(買い物は楽しいですね。)、保存し、
興味を持ってくれそうな方やいただいた野菜のお礼に配っています。
特にジャムは230さんも私もお気に入り。
「いつか商品化しよう!」という野望を、230さんの畑で立ち話をしながら、日々育てています。
今日は、
私にとって自産自消(自給自足は私には立派すぎなので。)することは
今まで見えなかったことや、見えなかったものに気づいたり、
出会いに必然的なつながりを感じとれる体質になったりと、
私が変化して、より楽しくなる方向を、ピピピ!と感じとれるんじゃない?
とかなんとか、考えてた一日でした。
230さんと、おおらかでいつも笑顔の奥様のYさんに感謝!です。
by kusanoumi
| 2012-09-21 23:36
| ハタケ